3/5(土) 晴れ

ものすごい二日酔い。世界がぐるんぐるんしていている。今まで二日酔いには数えるくらいしかなったことがないので、今回はまじで飲み過ぎだったのだ。以前みた「はたらく細胞BLACK」の肝細胞たちの働きを思い出す。今頃、私の体の中の肝細胞たちはフル稼働で、アセトアルデヒドを大放出している。放出されたアセドアルデヒドはどうやって消えるんだっけ?思い出せない。今日は髪を切りに行くことが決まっているので、なんとか立ち上がってお風呂に入る。でも調べたら、二日酔いのお風呂はあんまりよくないそうなので、ちょっと入るだけにする。梅干しスープを飲み、駅前のコンビニでイオンウォーター(900ml)を買い、ヘアサロンの最寄り駅でシジミの味噌汁を飲み、考えうる限りの肝臓への援護射撃をしたらちょっとは楽になるが、このあと私は一日中、ピーピーのおなかとの戦いをすることになる。くしゃみをするとおなかがいたい。

美容師さんに二日酔いで、という話をすると、美容師さんは今年に入ってから一滴もお酒を飲んでいないそうで、そんなことってある?とびっくりする。でも、世の中の人は私が思っているよりお酒を飲んでいないようだ。私は自分の周りに比べると結構飲んでいる方なのだと、最近わかってきた。3月は季節柄飲みに行く機会が多いので、それ以外の日は飲まないようにしようと思う。というかそれ以前に、今って本当はあんまり飲みに行ったりしちゃよくないんだよな、きっと。戦争とかオリンピックとか色々あるから忘れているけど、マンボウはまだ続いているし、コロナ禍だ。一応。と思うなどする。美容師さんと話しているとき、自分がものすごくのんびり受け答えをしているなぁと思う。二日酔いだからだけど、普段からこれくらいのんびり会話をしてもよいのではないか?と思った。悪くないテンポだった。

カラダがとてもスパイスを求めている感じがして、美容師さんが教えてくれたスパイスカレー屋さんにいく。スープカレーを食べて、カラダに染み渡る。幸せである。おいしい。

昨日、関西に行ってしまう後輩の子には柄をカスタマイズできるボールペンをプレゼントして、その柄を昨日選んでもらったので今日はそれを注文しに行く。銀座、とてもにぎわっている。昨日の夕方に来たときはそこまで混んでいなかったけど、今日の伊東屋はとても混んでいた。こういうところに来るとすぐ色々なものが欲しくなってしまうから、今日は二日酔いのおかげで助かったかもしれない。完全なる「無」で注文をして帰る。帰り道に教文堂に寄る。なんだか推理小説が無性に読みたくなる、年に何回かある波が今、来た。調子悪いなと思いながら、店内をぐるぐると推理小説を見て回って「能面検事」という中山七里さんの小説にする。

本を読んで、お風呂に入って、ベッドに入ったらものすごく疲れていてストンと眠ってしまう。肝臓と花粉症との戦いにカラダの全体力を持っていかれた感じだ。夜中に一度目が覚めてゴソゴソとカレーうどん作って食べて、本を読んでまた寝る。今日はカレー味のものしか食べていない。

今日読んだもの、中山七里「能面検事」。